サーモオフって熱帯夜!さすがに熱中症になるかと思った。

サーモオフって熱帯夜!さすがに熱中症になるかと思った。

まぁ、去年の9月頃の話なんだが、聞いて下さいよ。

実は、クーラーを買い換えたんです。結構痛い出費。

 

事のあらましは次のとおり。

徐々に日が落ちる時間が早まり、夕方から少しずつ涼しくなってきてはいたとしても、やっぱりまだ暑さが残る9月末。突然に悲劇に見舞われた我が家。

 

 
あれ?冷房なハズなのに暖房になってる???
そう。突然、我が家のエアコンが暴走しちまったんですよ。

 

もう、一瞬思考回路止まるよねー。

だって、前日までは普通に使えていたじゃん、お前さん……。

どうして、何で???謎は深まるばかりなり。

 

で、気になる処をまずチェックというわけです。

 

 

本当に故障しているのかどうかをまずチェックする。

取り敢えず、買ってから殆どページを開いたこともない取扱説明書の、最後の方にある「故障かな?と思ったら」を開いて内容チェックからしてみることにしましたよ。

チェックポイントは以下の通り。

  • 室内機のランプで点滅箇所はあるか。
  • リモコンは使えるのか。
  • 室外機は動いているか。

まず、『室内機のランプで点滅している箇所はあるか』なわけですが、

  • 電源ランプ(赤)→点滅なし
  • タイマーランプ→点滅あり
  • お掃除ランプ→点滅あり

という感じでした。

どうやら、ランプが点滅が、通常とは異なる状況になっているという指標になるらしいので、そこを踏まえて次へ。

 

タイマーランプの点滅で考えられること

エアコンのタイマーランプが点滅している場合、割と高確率で『故障しています』。と調べたら出てくるんですよね。でも、ソレとは別で、何らかのエラー状態になって、上手く作動していないパターンもあるっぽい。

そういうときに試して下さいとなっているのが、

  1. リモコンでエアコンの電源を完全に切る。(オフボタン二回押しとかかな?)
  2. 1〜5分(?)ほど、そのまま放置。(内部の動きだか、フィルター関係の何かだかが、完全に止まるのまでに少しタイムラグがあるっぽい)
  3. 電源を抜く。
  4. 5分ほど放置し、電源プラグをコンセントに入れて起動。

という項目。

故障じゃ無い場合はこれで直る事もあるようなので、修理業者に電話する前にまずは一度試してみると良いとのこと。

それでも点滅が直らない場合は、何らかのトラブルか基盤の故障からしいので、業者またはサポートに連絡コースになるっぽいのでお財布と相談かな。

 

お掃除ランプの点滅で考えられること

お掃除ランプの点滅の場合は、単純にフィルターや出すとボックスが汚れてるぞ!ってことっぽいです。そりゃあ当たり前か。

なので、キレイに掃除してあげて、きちんとセットした後にカバーをしっかり閉めると直る模様。普段から掃除してなさいよって話ですね。

 

それ以外の原因として考えられること

偶にリモコンの操作エラーでランプが点滅することもあるみたいなので、リモコンをリセットしてからエアコンを再起動するのも一つの手のようです。

 

我が家の場合は、お掃除ランプはフィルターとダストボックスを掃除したことで改善したのですが、タイマーランプはダメ。

 
これ、本格的な故障……コース……確定フラグか??

と、半ば諦めたときですよ。

暫く電源をオフにして早朝に再起動させてみると、不思議なことに何故かタイマーランプのエラーが直ったんです。

何故だろうね〜?

 

で、よかった良かった直ったよ!って思いエアコンを稼働させていたら、その後とんでもないことになりましたとさ。と言うわけで、ここからようやく本題。

 

クーラーは稼働してるのに何故か暑い!そんな残暑の恐怖現象!!

朝は確かに涼しかった。室外機も正常に動いていた。

だがしかし!

夕方になったらあり得ないくらい暑い!! 一体何故だ!? と、想定外の出来事に呆然となるヘタレが一人。

慌てて室外機を確認しに行くと面白いくらい動かないんです、アルミファンが。

完全に沈黙を保ち「うん」とも「すん」とも言わない室外機。こいつを恨めしく思いながら、先日と同じ事を試してみるんですが、今度は全然消えてくれないんですね、タイマーランプも。

つまりは、やっぱり壊れてる!? ということなんでしょう。それにしても、あり得ないくらい暑いし汗が止まらないんですけども。

 

チナミに、外は風があって少し肌寒いかなと感じるくらいには涼しい。室内が、もう熱帯夜かよ!っていうくらい蒸し暑い。

そして部屋に響く毛もふの切ない叫び声……

 

どうやらこの現象、サーモオフ(湿気戻り)というものらしい。

 
ぴゃああああ!ぴゃあああ!
 
な…何かすまん。暑くてすまん。
 
ぴゃああああおう…
 
何とかしてみるから待ってろし
 
ぴゃおう…

 

実は、これ、エアコンあるあるらしく、梅雨や秋雨の時期に起こるもののようです。

室内の設定温度がエアコンの設定温度より下がると、室外機が止まって室内機が送風状態になり、湿気が部屋にモワァァァと戻されるという現象のようで、快適な室内空間を〜と思って扉を開けるとあり得ないくらいの湿気と熱気がハローってお出迎えしてくれる、非常に嬉しくない恐ろしい状況を作り出してくれる素敵な現象。

当然、扇風機なんかじゃ太刀打ち出来ないし、除湿かけても室外機止まってるから不快指数は上がるしで気分はどん底に。

湿気が多いから、汗はどんどん出てくるわ、全く部屋が涼しくならないわ、洗濯物は室内干し出来ないわで良いことなんて全くない。

外は泣きたくなるくらい涼しく感じるのがせめてもの救い。(でもないか)。

ってか脱水できついし、寝不足で倒れるわ!

 

これって、対処法はあるの?

どうやら、コレといった予防策は中々見付からなかったんです。残念な事に。

ただ、サーモオフに一応強いと思われる機種はあるようで、どうやら再熱除湿という機能を搭載しているらしきエアコンがあるとのこと。

ただ、まぁ、そこは自分が欲しい機能がそれだけなのか、本当にそれで納得するのかというところが悩み所なんですよね。

あと、電気料が割高になるというのも頭が痛くなる項目でデメリット。

それ以外だと、カーテンを開けて日光で室温を上げるとか、除湿器を使って除湿しておくとか。

とは言え、出掛けてる間はカーテン開けられないし、除湿機も決して安い買い物ではないですよね。(というか、店が閉まってる時間だと買いに走れない)

 

 

取り敢えず、まだ解決策は見つけられていないのだが、結局直ったかと思ったエアコンは再び不調になったため、買い替えることに決定。

お高い買い物ではあるけど、致し方無しということで。

 

後日談…

実は、完全に壊れた訳じゃなかったことが、設置時に発覚したのが、地味に悲しい出来事でした。

でも来年も同じ事が起こると考えたら、買い換えて正解だったんだよ。そう言い聞かせて工事完了のサインをしたのは良い思い出。

 

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