Amazonプライムにある【ザ・テラー2/不名誉】ってどんなドラマ?

ネット配信サービスに、気が付けば複数登録してしまっている。

 
ならばとことん見てやろう!

と言うわけで、今回はAmazonプライムから、ザ・テラー2/不名誉のご紹介です!

 

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ザ・テラーってなに?

ザ・テラーは、Amazonプライムビデオで配信されている海外ドラマです。

現在シーズン2まであり、1と2で話は繋がっていません。オムニバス系のドラマって事だね!

シーズン1はダン・シモンズさんの【ザ・テラー 極北の恐怖】という本になります。

こちらは、史実を元にした海洋サスペンスホラー(?)で、エレバス号とテラー号の遭難をもとにしたお話とのこと。実は1話の途中を見て止まってるので、詳しい内容は現段階で分からないのです。(見ろよ)

それに対してシーズン2はというと、第二次世界大戦での日系アメリカ人の話で、アメリカに実在した日系人強制収容所や、日系コミュニティで起こる不可解な現象の話になっています。

で、シーズン1を放ったらかしてシーズン2から見たのは単純に、アジア系のホラーモノが見たかったからです。(※ザ・テラー/不名誉はアジア系ホラードラマじゃないですが)見ることを選んだ理由に特に深い意味は無いんだ。実は。)

 

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ザ・テラー2/不名誉の話ってどんな感じ?

ザ・テラー2/不名誉の話をざっくり説明すると、

主人公チェスターの周りで不可解なことが起こるんだけど、何かそれってユウコって人が原因っぽい。

じゃあなんでこのユウコって人につきまとわれてるのかっていうと、昔なんか色々あったらしい。

とにかくユウコをなんとかしよう!と思ったけど、ユウコさん地味に強かった!!もうどうすりゃいいんだよ!

という感じの話です。

もう少し詳しく書くと、第二次世界大戦時のアメリカの日系人収容所で起こる不可解な現象と、それに巻き込まれていく人たちの話です。

 

ザ・テラー2/不名誉は怖い話なの?

ザ・テラー2/不名誉のジャンルはホラーです。

話の構成としては、最近変なことばっかり起こるんだけど何でだろう?って思ってたら、怨霊に取り憑かれてるっぽい。それは何処まで行っても憑いてくるんだけど何で??という感じになっています。

で、そこで色々とすったもんだが有り、ああもう、コレってどうやっても駄目じゃね?って展開でぐいぐい来るんですが、最後は何だと……?ハッピーエンドになった!という感じの印象です。

 

ホラーだから、怖い話なんですか?というと、インパクト大のパニック系ホラーじゃ無く、ジワコワ系の精神チクチク的な怖さという印象でした。でも、アジア系ホラーの方がもっと恐いと思う、日本人的には。

なので、Jホラーっぽい怖さを期待したら物足りないけど、パニック系ホラーだと思ってみたらじわじわ来るよという感じで、割と良い感じの怖さです。

※シーンによっては、うわっ!グロって思うところもありはするので注意。

 

ザ・テラー2/不名誉は長い話なの?

ザ・テラー2/不名誉は全10話です。タイトルリストはこうなっています。

第一話:ツバメの巣の中のスズメ
第二話:悪魔はまだ地獄にいる
第三話:ガマン
第四話:弱肉強食
第五話:真珠のごとく砕け散る
第六話:タイゾウ
第七話:完璧な世界
第八話:私のかわいい息子
第九話:この身を犠牲に
第十話: 来世へ

1話辺り1時間くらいなので、ガッツリ見るには時間を確保しないといけませんが、少しずつ見るには丁度良いくらいの長さだと思います。

 

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で、ザ・テラー2/不名誉は面白かったの?

ここから先は感想。ネタバレもあるので、ネタバレしたくない人はスルーで。

あと、このドラマは日本語吹き替えで見ると違った意味で楽しめます。母国語が英語で作られているので、日本語を喋っているときの吹き替えの方が片言になっていて面白いです。

 

で、このドラマ、実は無茶苦茶スルメ系の内容でした!

というのも、序盤はかなり地味だし、意味が分からない事が沢山あるんです。だから「え? コレってどいういう事??」ってなったり、「何か展開がそんなに無いしつまらない系?」って思って来たりするというか。

ただ、このドラマ。とても憎いところは、必ず終わり方が「ちょっ! 待ってよ!! これ、どうなるんだよ!!」というところで終わるってこと。毎回気になるところで次へ続いちゃうよ〜ってされるので、気が付くと次の話を楽しみに待つっていう感じになってしまうんです。

展開の謎を自分なりに把握したい場合はネタバレは見ない方が良いかもデス。

 

 

 

 

そんなザ・テラー/不名誉ですが、怪奇現象の正体は、初めから存在感を無茶苦茶アピールしているユウコさん。

彼女の無念の思いが強すぎて、周りの人に不幸をまき散らしていきます。

ただ、それにはちゃんとした理由があり、その謎が話が進むにつれ徐々に明らかになっていく訳です。

この辺りの小出し感が実に絶妙なので、気が付いたら次の話が見たくて仕方ないとなってしまうのです。

 

主人公のチェスターは、実はこのユウコさんの息子。この話は、チェスターがユウコの息子と分かる前と分かった後で、結構がらりと印象が変わってきます。

分かる前は、理不尽に起こる怪奇現象にハラハラドキドキさせられ、分かった後は、どうユウコさんと向き合い状況を好転させるのかという部分にワクワクさせられます。

最終的には、家族愛で綺麗にまとめたところも、結構丁寧にお話が作られていたんだなぁという印象を持ちました。

 

初めは、「外人が作る日本のホラーイメージ」という印象が強かったのですが、どうやら制作も日本人が結構関わっていたようで、ちょっと色々混ざってないか?と思う部分はあれど、「あ!コレは日本のコレだ!」という風習や習慣もあり面白かったです。

 

そして、ドラマ中で結構出てくるカメラ。一番始めからこのカメラは小道具としてよく登場しますが、コレにもちゃんと理由があったんだろうなと、最後の最後で気付きました。

このカメラ、実はちゃんとフラグになっていて、このドラマの重要なキーアイテムが写真になっていたんです。それに気付いたのは最後のシーン。

ああ、成る程なって妙に納得した瞬間でした。

 

最後の方までユウコさんにハラハラさせられっぱなしだったのですが、終わってみたら、ちゃんとハッピーエンド(?)で、ホントに綺麗なドラマだったなぁ……って思います。

余談だけど、アメリカ側から見る太平洋戦争(と言ってもガッツリじゃない)が垣間見えるのも、色々と考えさせられるところがあります。ああ、このシーン、多分この頃か……とか、そう言う意味でも考えながら見る事が出来たのは良かったかなと。

 

そんなザ・テラー2/不名誉ですが、現在Amazonプライムで見る事が出来るので、興味を持たれたら是非是非!

余談ですが、このドラマは一度見た後で改めて見直すと、一番初めからユウコさんがちゃんとアピールしてるんですよね。ああ、だからこういう展開だったのかと。

第一話のタイトルも、これって多分チェスターのことなんだろうな。

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