【前回のあらすじ】
MacのOSを外付SSDから起動しようと思い重たい腰を上げ作業をしたはいいものの、なんとか環境を移行出来たところまでこぎ着けた矢先にモニターの出力トラブル!
DisplayLinkを使用して繋げていた液タブの画面は真っ暗になり、折角の液タブが完全な板タブに変化。
DisplayLinkを再インストールしたら直るって信じてたのに、まさかのインストール拒否にあい詰んでしまった!
と言うわけで、そんな話の続きです。前回の話は↓
DisplayLinkが完全に戦力外に。他の方法がないかと背面を見てみると、端子…………そうか!端子だ!!
ドライバーが使えないとなった以上、液タブの出力をUSBに頼ることは出来なくなってしまいました。
でも、今までモニター2台+液タブの画面が3つの状態で使っていたので、一つ使えないとなると違和感が凄い訳で。
さてどうしよう……と机の下に潜り唸っているところで目が留まったのはそうです、DVIポートです。
考えてみれば、モニターって買った時にだいたいDVIとVGA端子のケーブルが付いてくるじゃないですか。最近のモニターだとそこにHDMIケーブルも付くわけですが、使えるポートがあるならケーブルさえあれば普通にPCとモニタを繋げることは可能なわけで。
最近このケーブル自体使ってないからすっかり忘れていました。
と言うわけで早速ケーブルを探してみるが…………
そうなのです。どうやら、モニタを複数台買った時にケーブルこんなに要らんと断捨離してしまったようで、ケーブルが見つかりません。なんてこったい。
ただ、何故かつなぐ事の出来ないVGAケーブルが1本だけストックされてました。なんでじゃー。
ケーブルを買いに行くのは嫌だ!!と更に家捜しをして見つけたのがコレです。
そうです、変換アダプタ!奇跡的にこんな物をストックしていた自分偉い!
早速DVIケーブルの片方にコイツをぶっ刺し、モニタとPCを繋げてみると……
コレでモニター1つ問題解決!後は空いたMini Displayportにペンタブを繋げば……ということで。液晶モニターに繋げていたHDMIケーブルを挿せば…………
何というか、モニター側で使用していたケーブルなのですが、HDMI端子側のカバーがちょっと大きいタイプだったんですよね。で、液タブ側の端子の口なのですが、USB端子の接続口と近すぎて、このケーブルだと幅的に端子が刺せない(端子の口がどうやっても横にずれる)のです。
仕方なく、もう一台のモニターで使っていたケーブルを引っこ抜き、液タブ側で使えないケーブルはモニターに刺して、余ったMini Displayportの変換器に液タブのHDMI端子をくっつけました。
書いててやたらとややこしい。
そして……その結果は…………
モニタ側のケーブルが死んでた件。ケーブル一本ご臨終です!!なんだってー!!?
何としてでも表示させたい。SMCリセット(強制リブート)すると映るってホント?
此処まで来ると最早意地でも映したい!
取りあえず使えるケーブルと映せるだろうと思われる配線状況にし、ネットの海で方法を探すと、SMCリセットを実行すると映るよという記事を見つけました。
早速SMCリセットを行っていきましょう、そうしましょう。
リセット方法は以下の通りです。(探すとノートとiMacばっかり出てくるもんでね。タワー型はやり方忘れてしまうのだよ)
- ①まず、Macの電源を切る。
- ②ケーブルを電源以外根こそぎ全部抜く。(USBも含めて)
- ③接続しているケーブルを抜いたら今度は電源ケーブルも抜く。
- ④電源ケーブルを抜いた後15秒待つ。
- ⑤電源ケーブルを挿して5秒待つ。
- ⑥電源を入れる!
以上の行程を経て電源を入れて待つこと暫し…………
そうなのです。映らないのです。それどころか、再起動する前までは映っていたDIVケーブルで繋いだモニターも沈黙してしまって状況は悪化に。な……何故だ……
たまたま買って放置していた変換アダプターを使ってみる。
一台のモニタしか映らないこの状況……コレではPCを点ける気にもならない……。意気消沈しながら散らかった床の上を見た時に目に止まったのがコレです。
HDMIをMini Displayportに変換するアダプターですが、VGAとDVIにも対応しているというものです。色んな物を買ってストックしている過去の自分。
Sierra時にはモニタ×2も液晶タブレットもHDMIで出力されるようにしていたのですが、Macの背面にあるMini Displayportは残念ながら2つだけ。そう言う経緯で1つがUSBで接続出来るようにDisplayLinkを使用していました。
でも、そもそもモニタってVGAもDVIもどちらでもケーブルを使用出来ますし、Macの背面にはDVI端子を刺せる部分もあるわけで。
思いついたら即実行!液タブはHDMIで接続し、モニタ①をDIV側の口に刺して、変換器をPC側のMini Displayportの接続。
すると…………
意外なことに、コレで呆気なくモニタも液タブも画面が映るようになりました。
長かった戦いに遂に終止符が。
だが、戦いは終わっていなかった。それってただのぬか喜びだったんだよ……。
もう、モニターが映らない問題は解決したから快適環境戻ってきたもんね!
意気揚々と別作業を始めPCを暫し放置。そのうちPCはスリープしてしまい画面は当然真っ暗になるわけですが、そこから悲劇再びな訳です。
そうです。スリープから復帰するとまた認識エラーで画面が真っ暗になるわけですよ。そうなったらもう完全にモニタは真っ黒から復帰しないしない。
結局、液タブのHDMIを外しモニターにHDMIケーブルを差し替えて、Mini Displayportはモニター側で使用することに。
折角の液タブが板タブになってしまったところで作業終了です。
と言うか、そもそもマルチモニタ2台しか対応してない……とかだったような気がしてきた。
そこでふと思い出したのは、Mid 2012って元々デュアルディスプレイは2台まで対応が公式じゃなかったっけ?ということ。
グラボの関係で2台までが公式で推奨されている数で、それ以上だと映らないかもよという話だったため、DisplayLinkを使うという選択肢を選んで環境を作ったんじゃなかったかと言う事を思い出したワケです。
まぁ、実際はどうだったのか不明ですが、確かSierraで設定したときも同じようなところで躓いてDisplayLinkを導入したはずなので、多分そう言うことなんだろう。
結局、グラボを交換することにした。
DisplayLinkがインストール拒否にあった時点で色々手詰まりになる未来は見えていたのですが、なんとか誤魔化して使えないかと色々試した結果、状況はより悪化する結果になりつつあるので、もう諦めてグラボ注文しました。
コイツが届いたら交換して、Mojaveにしてやるんだからな!ちくしょー!!