もうちょっとだけ続くアドセンス話。
ブログやサイトを作ったなら是非登録したい魅惑のGoogle Adsense。サイトを見る側からしたらあるよりは無い方がスッキリして印象がいいけれど、運営する側からすればサーバー代だけでも捻出したいので是非導入したい!
そんなアドセンスなのですが、中々審査に通らない!!と、嘆いている人はかなり多い様子。
で、それに対して対策方法やアドバイスをしている人もいっぱい居ますよね。
そういう対策サイトを見ていて「んー?」と思こともあるので、忘れないうちにメモっておきます。
創作サイトでアドセンスって通るのか知りたい!って場合はこちらから。
アドセンスの審査に通らない!落ちてしまった原因は?
さて。サーバー借りた!ドメイン確保した!サイト(ブログ)の形をしっかり作って、アドセンス一発合格に向けての対策もしっかりしたぞで意気揚々とアドセンスに「ドウゾヨロシクオネガイシマス」と登録したのに、何故か合格させてもらえない!と言うことですが、不合格になる理由にはどんなものがあるんじゃろか?
と、言いかけて一端停止。なんでかっつーと、不合格通知をもらったことが無いためどういう内容が書かれているのかというサンプルが手元にありません。なので、ネットをウロウロして探してみました。んでもって見つけたのがこんな感じ。
・サイトが審査不能
・ポリシー違反している(これやっちゃダメ!っていわれているコンテンツがある)
・価値の低い広告枠っていわれている
・有用性の低いコンテンツっていわれている
探してみると意外と見つけにくいもんだ。他にも色々見かけた気もしますが、いざ探してみようとすると中々見つからないので上にあげた理由だけメモっとくことにします。
で、この落ちた理由についてですが、【そもそもアカウントが有効化されていない】や【サイトが審査不能】、【ポリシー違反をしている】に関しては、申請以前の問題なのでアカウントの有効化はONに。サイトが審査不能の場合は記事編集のプレビューが審査されていないかをチェックし対処。ポリシー違反に関してはアドセンスのポリシーと照らし合わせて不釣り合いな情報はバンバン整理(削除や非公開処理)しちゃってください。
【価値の低い広告枠】に関しては
・価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分のサイト)について
・価値の低い広告枠(コンテンツのないサイト)について
の3種類があるようです。とは言っても一体なんのこっちゃ?とか思ったりするので、何となくザックリまとめてみます。(コレが正解ってワケじゃ無くて、そう考えると分かりやすいって話です)
価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について
このパターンは、サイトのコンテンツ移動時に指摘されるパターンが多いようです。
例えば、もともとあったコンテンツを独立して、新規サイトを作った時などが該当するかと思います。
具体的には、Aサイト(既存)のコンテンツをBサイト(新規)に移動する場合、AサイトからBサイトへコンテンツをコピーして移動した結果、内容が重複してしまうという感じ。
こういったコンテンツは、Googleさんから【同一コンテンツ】と認識されてしまうため、複製されているサイトになっていませんか?と指摘されてしまうと言う事です。
価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分のサイト)について
このパターンは、サイト作成中の場合に指摘されるパターンが多いようです。
例えば、作成中コンテンツを途中で投稿したまま放置だったり、コンテンツカテゴリの整理が未完了だったりが該当するかと思います。
具体的には、この記事は作成途中だと、見て分かるような記事がそのままアップされていたり、全ての記事が未分類になってしまっている場合は、コンテンツが未整理のままサイトに掲載されていると言う事になります。
こういったコンテンツは、【発信できるコンテンツとしては未完成】だと認識されてしまうため、コンテンツの量が不十分じゃないですか?と指摘されてしまうと言う事です。
価値の低い広告枠(コンテンツのないサイト)について
このパターンは、一言日記や画像・映像コンテツがメインの場合に指摘されるパターンが多いようです。
例えば、イラストや写真だけを集めて掲載し、キャプションとして数行文字を書いているなどが該当するかと思います。
具体的には……と思ったけど例えばの内容がそのまんまなのでここはカット。
こういったコンテンツは、【コンテンツのボリュームが明らかに不足している状態】だと認識されてしまうため、コンテンツが全然存在してないけど大丈夫ですか?と指摘されてしまうと言うことです。
と、いうプチ疑問が出てきますよね。自分もちょっと思った。それに関しては以下の通り。
・コンテンツのないサイト → 掲載しているコンテンツにテキストがほとんど存在していない
検索結果に良い感じでインデックスされるには、一定量のテキスト情報が必要になってくるようですが、【コンテンツ量が不十分】はテキスト量はあるけど記事が未完成やどのカテゴリに入るのか不明で分類できない状態で、【コンテンツがない】はインデックスするためのテキスト情報が圧倒的に不足してインデックスしにくい/出来ない状態なんだと思います。実は微妙に違いがあるってことだね!
ちなみに、コンテンツが無いよーにはこのようなパターンもあるようです。
【Googleアドセンス】「価値の低い広告枠」不合格の理由と対策・合格時の記事数 – Beanpressブログ検索
そんな、かつての私と同じ悩みを抱えるあなたに、ご参考になれば、という記事です。 2019年の2〜4月にかけて、WordPress(ワードプレス)でブログを開設して、Google AdSense に合格するために、挑戦を続 […]
こちらの記事ではYukikoさんがアドセンス不合格→合格までにやってみた対策法を紹介しているのですが、【画像が大量にインデックスされていた】という項目でAll in One SEO Packというプラグインが原因でアドセンスが通らなかった!と紹介されています。
この辺りは対策法として紹介されている方をほとんど見かけないので、色々やってみたけどコンテンツが無いって指摘されている人はチェックしてみると良いかもしれません。(自分はこのプラグイン好きじゃ無いから一度も使ったこと無いよ)
で。肝心の【有用性の低いコンテンツ】って一体何なんだよ??そこを教えてくれよ!
大分脱線しましたが、ようやく本題。
【有用性の低いコンテンツ】が一体何じゃらほい?ってことですが、有用性が低いと指摘される場合このようなアドバイスを一緒にもらえるようです。
・独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供する
・ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン(質の低いコンテンツ)
・ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン
何か言い回しが堅くてお役所の書類を読んでる感じになってしまったので、この辺りもザックリまとめてみます。
コンテンツの最小要件ってどういうこっちゃ?
まずは【コンテンツの最小要件】についてですが、これは ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン をしっかり守っていればOKっぽい感じ。
具体的には、【内容が重複していない】こと。【コピーサイトになっていない】こと。【アクセスしたくなるような工夫がされている】こと。【勧誘系(これを利用やクリックしてくれたら運営側がウハウハするからよろしく!やアフィリエイトでがっつり稼ぐぜ!)サイトじゃない】という感じなのかなと、読んでて思いました。
ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインってなんぞや?
次に【ウェブマスター向けの品質に関するガイドライン】についてですが、これは Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー をチェックして対処していけば解決すると思われます。
基本的には【犯罪に直結する・助長する情報を載っけてたら速攻でNG出すよ】なので、ルールを守って楽しくサイト運営をしていれば問題無いハズ。
とは言え、GoogleさんどうしてこれがNGなんですかね?と疑問に思ったり、自分ではセーフだと思ってたのにダメなんだっていう曖昧ゾーンが存在している雰囲気がありそうなので、少しでも不安だと思ったらそれらの要素は削除してから申請した方が受かりやすいかもしれません。
独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供するってどうすりゃいいんだよ。
ちょっくら前後しましたが、最後はコレ!【独自性のある質の高いコンテンツと優れたユーザーエクスペリエンスをサイトで提供する】という項目ですが、これは サイトで独自性のあるコンテンツと優れたユーザー エクスペリエンスを提供する をみて考え……といきたいとこですが、読んでみると他の項目と重複しまくっているんですよね。同じ事を繰り返し言ってる感じ。
なので、以下2点に関してざっくりまとめることにシマス。
独自性のある有益なコンテンツをユーザーに提供しているとは?
まず、【独自性のある有益なコンテンツをユーザーに提供している】かどうかですが、これは自分の言葉で経験や意見をしっかり書くことでクリアできるんじゃないかなぁと。
コピーコンテンツにならない工夫は、創作サイトでアドセンスって審査は通る?でも書いたように、そのまま使用する場合は【参考にした文章がどこからお借りしたのかをハッキリ提示】すればOK。引用を上手く使おうぜってことだね。
もし参考元が埋もれて探せなくなってしまった場合は、文章を一から再構築してあげればOKかと。
情報が似ていても、自分の言葉で作り直していれば審査は通ることもありますので。
優れたナビゲーションとユーザー エクスペリエンスを提供しているとは?
次に【優れたナビゲーションとユーザー エクスペリエンスを提供している】かどうかですが、これは自分の環境でサイトが見やすいかをチェックし、不具合があれば改善することでクリアできます。
具体的にはこんな感じ。
【配置】
サイトで独自性のあるコンテンツと優れたユーザー エクスペリエンスを提供する
すべてのナビゲーション要素がすべてのデバイスで正しく配置されているか。
【読みやすさ】
サイト上のテキスト コンテンツは読みやすいか。
【機能性】
プルダウン リストが適切に機能しているか。すべてのナビゲーション要素がクリック可能かどうか。
【正確さ】
ナビゲーション要素を使い、ユーザーが適切なコンテンツにアクセスできるか。
Googleさんのアドバイスを見ると、アクセスした記事が読みやすく工夫されているか、他の記事に移動するときナビやメニューはクリックしやすいかなど、遊びに来てくれた人にとって情報が受け取りやすいように工夫してあげることが大事だよとなっています。
という場合は、こう考えると分かりやすいです。
・モバイルで見た時に、大きなレイアウトの崩れが無いかどうか
・サイトの読み込みに時間がかかりすぎていないか
・サイトが変なプログラムに乗っ取られていないか
この辺りの対処は、変なプログラムによる乗っ取り以外は使用しているデザイン(テンプレートやテーマ)とサーチコンソールを使用することで改善できます。
サチコさんを入れておいた方が良いよっていうのはサイトマップを登録する以外に、サイトの不具合を探るのと改善方法を見つけるのに必要だからって言うのもあるってことだね!
何となく分かったけど、じゃあどうすれば合格できるんだろう?
で。
一番知りたいのはどうやったら合格できるんじゃい!っていう部分だと思いますが、これは「自分だったら、こんな情報があったら分かりやすい/便利だと感じる」を考えながらコンテンツを作ることです。
「こんな困ったことがあったんだけど、こうしたら解決したよ!」だったり、「コレを使ったらこんな良いことがあったんだ!どうすれば手に入るかな?」だったり、「コレをやってみたいけど調べても分からなかった。だから経験してみたことを載せとくね!」だったり。
大事なのは読んでみたいと感じて貰えるコンテンツを作ることです。【数撃ちゃ当たる】じゃなくて、「この記事面白そうじゃん!読んでみっかな?」が大事ってことだね。
それと同じくらい大事なのは、見ているときにできるだけストレスを感じさせないようにすること。
「読み込み遅すぎんだろ!もう良いわ!」や「画像とかが文字と被りまくって内容見えないじゃん」だと、広告を載せても直ぐにサイトからバイバイされてしまうので、広告載せるの勘弁してーってなるんだよってこと。
そこをしっかり抑えれば、合格までの道のりは近くなるんじゃなかろうか。
落ちた時はこの辺りをチェック?もしかしたら打開策のヒントが見つかるかも!
自分なりに自分が分かりやすいようにメモっていきましたが、結構なボリュームになってしまったので【アドセンスに落ちてしまったときはココをチェック!】っていうポイントっぽいものをだけを抜き出して置いときます。
アドセンスのアカウント登録に不備があるかどうか。(記入漏れがないか)
プレビューで確認しまくっている記事は下書きのままになっていないか。
NGワードやNGコンテンツが含まれていないかのチェック。
この辺りは申請前に対策しておくと、「サイトが申請できません」などの理由で審査がストップする可能性が減るんじゃないかな?
コンテンツを移動したとき、古い記事を処分しているかどうか。
記事は8割以上完成しているか。未整理・未分類になっていないか。
記事の中に一定量のテキストがキチンと存在しているか。
重複しそうなコンテンツなどは関連記事だよって言う形で【内部リンク】で繋げてあげると、記事の質があがったりするのかも?
アドセンスのガイドラインは守られているか。
コピーサイトになっていないか。
人が嫌がるものや事柄に対しての勧誘が目的のサイトになっていないか。
サイトを見る人にとって快適に閲覧できる状態になっているか。
発信した情報が困っている人にとって役に立つものになっているか。
あとはヤッチャダメをやらないように頑張りつつ、記事を自分なりに工夫して作っていけばOKOK!
アドセンス不合格通知の言ってることが分かりにくい場合は、これらの項目で該当しそうな部分をチェックしてみると突破口がみつかるかもしれないですよ〜
余談だけど、重複コンテンツと断言に関しては結構曖昧だから、気張らなくても良いと思う。
大分長くなったけど最後にちょこっとだけ。
何度も重複コンテンツはNGだよって言われてるんですが、実は重複コンテンツNGの基準はとても分かりにくいのです。
と言うのも、これだけサイトやブログがたくさん在る中で、誰も紹介していない新しい情報を探して載っけるなんてほぼ不可能に近いから。
なので、作成するコンテンツのテーマは大体誰かとネタ被りします。じゃあどこで差別化するのかと言うと、情報の追加や構成の仕方、同じ事を書いてたけど読んで面白かった!などの付与効果です。これが有る無しで重複かどうかは変わってくるっぽい。
また、「だと思う」や「〜のようです」など、不明瞭な文章はNG。だからきっぱり「そうなんですよ!」と自信を持って言いましょう!とされているアドバイスも多いですが、実際は不明瞭な文章でも問題無い気がします。
この場合、文章をどう使うかの工夫になってくるので、断言しなくても例えば「こう言う方法があるんだけど、試してみると良いんじゃ無いかな?」というように、解決方法の一つとして提案してあげれば良いだけです。
逆にハッキリ断言しまくってるのに、その情報が間違ってる方が問題だよ。そっちの方が確実に不利益だし。
アドセンス合格についての対策情報は色んなサイトさんが紹介していますが、誰(利用ユーザー)のためにどうやって作れば【より良いものをつくれるのか】を考えれば、案外サクッと合格するんじゃないのー?って思ったので。
長いけど困ってる場合のヒントになるとイイネ!ガンバレ!