創作サイトを作ろうかなと考えたとき、どうせならアドセンスをくっつけらんねぇかなぁと思ったりしませんか?
広告は無い方が良いよっていう意見もあるとは思いますが、年間のサーバー代だって有料ですし、無料サーバーを選んだとしても結局広告は表示されるし場合もあるし。
それならいっそのこと、無料で情報を公開する代わりに広告をちょこっと掲載させて欲しいなって考えたくなっても良いんじゃないか?と。
でも、創作漫画やテキストなどのサイトで、アドセンスって実際どうなんだろう?ってちょっと不安になったりしませんか?審査通るの的な。
そこんところがちょっくら気になったので、試してみることにしましたよ。と言うわけでいってみようー!
まずは、前提条件。コレだけは最低限のお約束だよ!
とーはーいーえー。前提として、創作サイトでアドセンスは【コンテンツが一次創作物である】ことが条件です。
二次創作で広告出ちゃうよっていう場合は、レンタルしているサーバーさんがサーバー維持目的で広告を提携している場合のみが例外で、それ以外は一切ダメですよー。
というのも、そもそも二次創作は著作権的なところがグレーゾーンどころか灰色寄りの黒だからです。
頒布物としての生産ならOKだけど、コレを使ってガッポリ設けるのはだめだからね!となっているパターンが圧倒的に多いんだよという事はしっかり頭に入れて置くべし。
ほいじゃ早速。どんな状態でアドセンスを申請する?教えて教えて!
アドセンス登録するにあたってお約束を先に説明したのでそれでは本題に。
今回作成するのは、一次創作物のテキストサイトです。条件としてはこんな感じ。
・ドメインは独自ドメイン
・取り扱い物は、一次創作のテキスト(日記じゃ無く創作文)
・相変わらずサイト構築はWordPress(馬鹿の一つ覚え的なやつですまーん)
申請時のステータスはこんな感じ。
・記事数 4(1記事辺り文字数いっぱい/1つの記事を改ページでページ分け)
・プライバシーポリシー設置済み
・問い合わせフォーム設置済み
・管理人情報 このサイトよりちょっとだけ多いくらい
・アナリティクス/サーチコンソール 設置済み
一応、お約束的な所は何となくカバーされてはいるはず。ただ、運営期間と記事数は圧倒的に少ない状態にはなっています。
今回は新しいサイトを追加する方なので、アドセンスアカウント自体の新規登録はなし。作ったサイトのURLを登録して、コードをヘッダーに埋め込んだら待機期間スタートです!
申請→審査結果が出るまでどれくらいかかったかな?その辺り気になるんだけど。
それでは気になる審査申請から結果が出るまでの期間ですが、こんな感じです。
3/17 記事を1つ追加。
3/21 審査結果が突然届く。
今回は申請から結果が届くまで大体1週間ほどかかっています。アドセンスの審査結果ですが、上手くいけば最短で即日(朝申請なら夕方とかかな?)で分かるので、今回は時間がかかっている方だと思います。
肝心の審査結果を教えて貰ってないよ!受かったの?落ちたの?どっち???
審査日数もさながら、更に気になるのは審査結果だと思います。
そんな審査結果ですが……実は……
3月21日の1時前くらいに【お客様のサイトで AdSense 広告を配信する準備が整いました】というメールが届いたので、問題無く審査に通ったということがタイトルで分かります。
サイトにアクセスして確認してみたら、広告が表示されるようになっていました。
最終的にサイトの状態はどんな感じで審査に通ったの?目安にしたいから教えて欲しい!
と言うことで。今回の審査はこんな感じの結果になりました。
・記事数 5(1記事辺り文字数いっぱい/1つの記事を改ページでページ分け)
・プライバシーポリシー設置済み
・問い合わせフォーム設置済み
・管理人情報 このサイトよりちょっとだけ多いくらい
・アナリティクス/サーチコンソール 設置済み
申請時から審査通過までに大きく変わったところは記事数が1つ増えたことくらいです。
その他では、作品の内容にメチャクチャ簡単な【あらすじ】を書き足したくらいなので、それほどガツガツ修正しているわけでも、更新しまくっている訳でもありません。
というか、アドセンスの審査に通りにくいのってもしかして……
ところで。アドセンスは年々審査に受かりにくくなっているという記事は、検索すると結構たくさん出てきます。
なので、審査に通るためにこんな対策をすると良いですよというアドバイスもいっぱい出てくるのですが、今回申請してみて「あれ?」と思った事がありました。以下、メモ。
・記事数よりも、コンテンツの中身の方が大事っぽい。
・運営者情報を詳細に書く必要は無い。
・PV無くても通るときは通る。
・画像があろうが無かろうが、合格になる/パンくずリストは設置しなくても通るときは通る。
・審査に落ちるのは多分、コンテンツの中身の問題じゃないかなと思ってしまった。
上でメモしたことをかいつまんで説明していくとこんな感じ。
サイトの運営期間は長ければ長いほど通りやすい?
実はコレ、結構実感としてあります。
というのも、アドセンスの申請は今回で4回目なのですが、そのうち2つのサイトは即日で結果がでて、あとの2つは審査が通過するまで約1週間ほどかかっています。
なぜこんなに違いが出ているのかというと、ドメインの使用期間の違いです。
審査に即日受かった、当サイトと絵の練習・メモ用のサイトはドメインを確保してから申請までにタイムラグがあります。
当サイトの場合は約4ヵ月。絵の練習サイトの方は大体3年ほどドメインをつかっていました。ついでに言えば、練習サイトはドメイン確保してから3年間放置してたので、サイトはほとんど稼働していません。
反対に審査になかなか通らなかった残り2つのサイトは、ドメインを確保してから申請までに1週間〜2週間ほどしかありません。サイトを作って直ぐに申請しているということになります。
こういった結果から分かることは、ドメインは確保して直ぐよりも継続して寝かせた方が申請は通りやすいのかもしれないということです。
寝かせる場合は最低限のコンテンツは確保しておいてからの方が良いとは思うけど。
記事数よりも、コンテンツの中身の方が大事っぽい。
次に、記事数に関してですが、数が少なくても通ります。
なぜそう言い切れるのかというと、今回申請したサイトと絵の練習サイトは記事数が1桁で審査を通過しているからです。
絵の練習サイトは7記事、創作サイトは5記事で掲載準備完了通知が来ているので、毎日更新や記事数を増やしまくらなくても審査は通ります。
運営者情報を詳細に書く必要は無い。
アドセンスの審査に通過しやすくするために、管理人(管理者)情報をしっかり書こうとアドバイスしているサイトさんも結構ありますが、かなり簡潔なものでも通ります。
実際、当サイトの場合、管理人情報の説明はものすごく簡単なものしか掲載していません。
田舎在住。持続力が無いオタク。ホラージャンルとアメコミ・BD系が好き。最近はWordPressいじりが楽しいと感じている。
このくらいの情報量しか掲載していないので、誰が管理しているのか分かる名前と、問い合わせが出来る場所さえ設置しておけば大丈夫なのでは?ないのかなぁと。
PV無くても通るときは通る。
PVに関してですが、これは無くても通ります。
作成したばかりのサイトでも1週間〜2週間ほど待てば合格することも可能なので、今PVが無いから審査に通らないということはありません。
画像があろうが無かろうが、合格になる/パンくずリストは設置しなくても通るときは通る。
正直に言えば、この部分は設置出来るならした方が良い部分だとは思います。
というのも、画像があると記事に興味を持って貰いやすいですし、パンくずリストを設置していることで、サイトの回遊がしやすくなるというメリットがあるからです。
こういう工夫がなぜメリットに繋がるのかですが、サイトを閲覧する側にとって、サイトが見やすい・分かりやすいと感じられる要素と考えられるからです。
実は、今回の創作サイトで最後まで悩んだ部分はこの2点でした。
使用しているテーマの関係でパンくずリストが無く、それを設置するにはPHPを弄るかプラグインをいれるかしかありません。
また、アイキャッチなどの画像を一枚も設置していないのですが、それがある方が記事に興味を持って貰いやすいのは分かっています。
でも、今回は作業時間的なところでどちらも設置しませんでした。
審査に落ちるのは多分、コンテンツの中身の問題じゃないかなと思ってしまった。
今回の結果から何となく思ったのは、アドセンスの審査に受からない一番の原因はサイトコンテンツの質なのではないのかなと。
審査結果が出るまで時間はかかりますが、記事数やPV、ユーザビリティが足りないといった部分は審査基準においてそこまでデメリットでは無いようです。(※ユーザビリティに関しては、不合格時に指摘がある場合は改善する必要あり!無ければ別の所に原因があると考えてもいいかと)
また、こうした方が合格しやすいとされているアドバイスに関しても、出来るならやっておいた方が無難だけど、必ず対策をする必要は無い項目も結構あります。
つまり、コンテンツの質さえしっかりしていれば、それらの対策をしなくても合格する時はするみたいです。
ちょっと脱線するけど、アドセンスに合格しやすくなるポイントってなんだろう?
創作サイトでアドセンスからちょっと話は脱線するのですが、こうしなくても大丈夫とは言え、一応アドセンス審査に受かりやすいポイントっていうのも存在している気はします。以下、その辺を何となく思ったメモ。
ドメインの使用期間とコンテンツの中身で合否通知が届く期間を短縮できる?
サイトを作ったからには出来るだけ早く広告を掲載してしまいたいと思ってしまうかもしれませんが、審査に受かりやすくするためにはドメインを確保した直後で申請するより、1ヵ月以上は運営してから申請した方が通過しやすいんじゃないでしょうか。
ドメインを1ヵ月以上継続使用する間に、コンテンツの質を上げていくことで、申請→合否結果が届くまでの時間を短縮出来るかもしれません。
逆に、作って直ぐに申請したいんだ!と言う場合は、合否結果が届くまで1週間以上かかる覚悟はしておいた方が良いかもです。
プライバシーポリシーの設置と連絡が取れる方法は必ず確保する。
プライバシーポリシーページに関しては、アドセンスを申請する際google側からやっておいてと指示があったはずなので、必ず設置しておきます。
連絡が取れる方法(メールフォーム等)は、サイト閲覧者が連絡を取りたいと思った際必要になるものなので、設置した方が無難です。
逆に、運営者情報やプロフィールといったものは、運営する側が個人の場合は詳細な情報で掲載しておく必要はなさそうです。簡易版でも全然大丈夫!
掲載コンテンツが独自性が高いのかどうかを考える。
で、審査に受かりやすい/にくいの差はコンテンツの質なのでは?という部分のですが、
だと思います。
なんでそう思ったかと言うと、先程言った【なかなか審査が終わらなかった2つパターン】から気付いたことがあるからです。
審査に時間がかかったサイトの一つは今回の創作サイトですが、もう一つはブログ運営に関する情報サイトになっています。
そのサイト、申請時は記事数が7でした。審査に合格した時の記事数は17です。申請から合否通達がくるまで11日かかっているので、その間毎日更新し続けてようやく通過という状態です。
創作サイトが5記事に対し情報サイトは17記事。更新頻度もかなり差があることから分かると思いますが、情報サイトなどは創作サイトに比べてコンテンツの独自性は低めです。そのため、ライバルがたくさん居るということになり、他の記事と差別化が難しくなってきます。
じゃあ、そう言ったサイトはどうすれば合格出来るのかですが、これは記事を自分の言葉で記事を書くことだと思います。
コピペで文章をまとめただけのコンテンツではなく、コピペした部分は引用という形で紹介する工夫やそれ以外の文章を自分の口調で書く工夫などをして、自分のやり方で記事をまとめてあげると、コピーコンテンツと見なされる可能性はぐんっと下がるようです。
一番良いのは、自分の経験をありのまま書くことっぽいけどね。
そう言った意味では、一次創作物はコンテンツさえ充実していればアドセンスに通りやすいのかもしれません。
と思ったけど、よく考えたら申請→合否までどっちも約1週間かかってるから、更新せずに様子見した方がキチンとした比較にはなったのでは?と書いた後で気が付いた。創作サイトの方が後作成なので、検証自体がもうできないんだけどもさ。
と言うわけで、一次創作コンテンツでもアドセンス通過出来たぞ!
今回、【一次創作サイトでもアドセンスっていけるの?】という疑問から申請してみた訳ですが、時間こそかかったものの無事広告掲載をもぎ取ることに成功しました!
内容量がしっかりあればプライバシーポリシーに著しく違反しない限り合格はできそうなので、ランキングサイトや検索サイトなどを上手く使う事でPVを稼ぐことが出来るようになれば、小説投稿サイトやPixivなどをメインに活動するよりもメリットが多くなるのかも?
運営年数で検索流入も増える(ちゃんとクローラーにインデックスしてもらえればだけど)と思うので、興味ある人はチャレンジしてみてはどうでしょうか?
まぁ、広告表示されるのって微妙だよねーと思われる可能性は残ってるけど、そこはそれ。仕方ないと割り切るしかない。運営費もバカにならんわけだしさ。
当サイトでアドセンスを申請したときの状況が気になる場合はこちらから。