最近は、ネット配信サービスで映画だったりドラマだったりを見ています。
レンタルショップでしか借りられない映像以外は、月額幾らで見放題なのが便利で良いですよね。
で、大体は海外映画だったり、ドラマだったりを見ることが多く、国内のものは主にホラーとサスペンスジャンルしかチェックしていないのですが。
なので、あんまりアニメって、自分自身は進んで見ることが無いジャンルの一つです。
勿論、アニメ自体が嫌いな訳では無いです。気になった作品は見てたりもしますし。
それでも、子供の頃よりもアニメを見ると言うことはぐんと減ったということはあります。それは単純に、自分が見たいと思っているアニメと、今話題になっている作品が合致しなくなってきたと感じてしまっているからだとは思いますが。
そんな感じなので、偶に見るアニメはちょっと懐かしい感じのものが多いワケです。
で、何というか、子供の頃に何となく見ていたアニメってあるじゃないですか。
世代によって違うんだろうけれど、大好きだった話ってヤツ。
それを大人になって改めて見てみると、初めて作品を見たときに感じる事と、改めて見た時に感じる事が少し変わったなって感じる事が有ります。
例えば、子供の頃は主人公の行動や言動、考えに意識が向いて、主人公や主人公にとても近いヒーローやヒロインの感情に同調することが多くて、ストーリーの細かい事は余りよく分かって無かったりすることが多かったのですが、今改めて話を追ってみると、意外と主人公よりも周りに視線が向くんですよね。
この人が居たからこう言う展開だったのかとか、このキャラクターはこう言う事情があってこう思って行動していたのかとか。
あの頃分からなかった話の筋っていうのも、全体を見ることが出来るようになると、「ああ、そいういう事でこう言うラストになるのか」ってストンと落ちるというか。
多分これって、共感を持てるキャラクターの幅が広がったと言うのもあるんだろうけれど、単純に視点が変わったと言うのもあるんだろうなとも思うわけで。
大人になると親の視点でアニメを見るっていう感覚に近い何かなんですかね?
そう言う意味では、記憶に残っている大好きな作品を改めて見直す事で、新しい発見があるのは面白いなと思ってしまいます。
偶には、こっぱずかしくて思わず停止ボタンを押したくなることもあるけれども。
とは言え、新しい物にも興味を持つようにしなければなぁっては思うんですが……中々重い腰が上がりそうにありません。多分、話が複雑化してさらーっと見るのが難しくなったと感じてしまってるからですかね?