断捨離はしたい。でも、物に対してどう価値を持つかは人によって違うんだよ。

物に対してどう価値を持つかは人によって違う

緊急事態宣言は大分前に解除されておりますが、相変わらず世の中はコロナウイルスに踊らされているコロナ禍が継続中。

外出する機会も頻度が下がり家に居ることが多くなったので、ここぞとばかりに掃除をしよう!といつも思うのですが……

思うだけで有言不実行状態。

でも、いい加減断捨離というモノを進めて行かないとなぁと、ぼんやり考えている今日この頃です。

 

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断捨離とは。

さて。断捨離というモノが身近な言葉になってからと言うモノ、ミニマリストなる人達も現れ、雑多なモノから解放されるべき、日々を快適にスッキリ暮らすことを目的としてドカドカモノを処分するのも当たり前になってきたように思います。

で、その断捨離ですが、ウィキペディアによると

 

断捨離(だんしゃり)とは
①沖正弘が提唱したヨガの思想[1]。
②作家のやましたひでこが提唱する、不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想のこと(後述)。

 

とありました。ふむー。

で、この断捨離。デメリットよりもメリットの方が多いという話が多いので、自分もそれを目指して頑張りたいとチャレンジするのですが、中々重たい腰が上がりません。ハイ。

 

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整理整頓・お片付け。掃除が壊滅的に苦手。

で、お掃除の出来ない典型例な自分としては、掃除はもちろん苦手。それどころか、整理整頓ですら思ったように出来ません。

まぁ、怠慢で面倒くさがりな性格というのも有るんだろうし、優柔不断な部分もあるんだとは思いますが、お片付けが出来ない人の特徴である「もったいない」が邪魔をする人でもあります。

「まだ使っていないからもったいない」「いつか使うかもしれないからもったいない」は、断捨離の大敵だと思うのですが、いつでもこいつらとお友達で、中々悪縁をぶった切ることが出来ません。

 

トキメキの魔法は幻想なんだよ。でもその幻想が解けない場合もあってだな。

とは言え、

 
そんなため込んできたものたちと気持ちよくサヨウナラをする方法があるんだよ〜

と、ネットなり本なりで紹介されている方法はあります。

その一つが「物に対してトキメくかどうか」ですが、コレネ。モノによっては手放した瞬間にトキメク場合があるんで中々踏ん切りが付きません。

というのも。どういったモノに執着をするかによって、物に対して抱く価値観は変わってくると思うからです。

例えば……

比較的【必要/廃棄】の判断しやすいモノならば、手放しても後悔をすることはありません。

自分にとってそれらに該当するのが、衣服・食器・生活ゴミです。

逆に、【必要/廃棄】の判断しにくいものは、手放した後に絶対に後悔がやってきます。

自分にとってのこれらに該当するモノが、本・DVD・家電製品・ケーブル類・集めたコレクト品になります。

 

自分以外の人にとっては処分対象で価値が薄いモノでも、所有する本人にとってはとてつもない価値があるモノ。

元々、自分の見た目に無頓着な方なので、バンバン処理できる対象の衣服類というものは、そもそも所有数が圧倒的に少ない状態。

なので、いざ断捨離するぞ!やりやすい服からやるぞ!とモノと向き合っても、所有数が元々必要最小限しかない部分を削るのって難しい訳です。

となると、必然的に自分にとっての価値があると判断されるモノたちと正面から向き合わないといけないのですが……

自分にとっては価値があるモノだからこそ、お別れの決断を先送りしてしまう。

という悪循環ループに陥ってしまうわけで。

まぁ、これらの所有物の中には使わない/使っていないものも含まれてはいます。

断捨離が上手く出来る人にとっては、そう言うモノから処分すれば良いんだよと割り切れる事だと頭では理解していますが、コレクトしてしまう人にとっては、「使用することが無くても、所有することに価値を感じる」と言う事もあるんですよね。

 

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使わないから価値がない。使ってないから使わない。でもそれ、対象物に寄ることもあるんだよ。

そして、今は使わないからいつかは来ないという考え方ですが、これも状況によっては当てはまらないどころか、必要なときにもう手に入らなくてどうしようもなくなるパターンも存在するんですよね。

特に、型番の古い対象物などは、有るときに確保しておかないと修理が出来ないという状況になることもしばしば。

そうなれば処分すりゃいいじゃんと言われても、愛着のあるものは長く大切に使っていきたいと考える時もあります。

使えなくなったらゴミは人によっては当てはまらないんです。

 

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オタクの断捨離は、自分の気持ちと向き合う試練が一般よりも厳しい気がする。

もちろん人によるとは思いますが、収集癖のある人間にとって、自分の所有物を手放すことは、簡単に出来る事じゃ無い場合もあるんですよね。

思い出もあるし、安心感もあるし。所有する理由はそれぞれですが、それらの品物と向き合って気持ちに整理をつけるまでに掛かる時間は、処分を即決出来る人よりもかなり時間がかかってしまうことも。それこそ年単位で。

なぜなら、手放す時には二度と手に入れることが出来なくなってしまった、価値が沢山ありすぎる大切なモノになってしまっているからなんです。

プレミア価格とかヴィンテージとか。色々あるけどガラクタだって、ゴミに見えるようなものだって、人によってはとてつもない価値がある宝物になる訳です。

 

結局、自分が「処分してもいいな」と気持ちを整理できない限り、所有物はその人にとっての宝物なんだろうなぁ。

そんなわけで、以前よりは少しずづ断捨離が出来るようになった自分ですが、まだまだ手放す決断が出来ない物が身の回りにあふれかえっています。

いい加減部屋を整理してスッキリ暮らしたいと感じている反面、どうやって気持ちの区切りを付けるかを見つけられないまま時間だけが過ぎている状態です。

偶に来る処分スイッチが入れば気持ちは切り替えられるんですが。それが一度切れてしまうとまた停滞する……。それではダメだと頭では理解出来ているのに、そう簡単に割り切れる訳では無いんだなぁと。

いつか、身の回りがスッキリして、自分の気持ちも良い意味で切り替えられる日が来ればいいなぁ。

がんばろう。

 

あっ!家族のモノを勝手に捨てる、売り払うは自分が邪魔だなと感じていても絶対にやったらダメですよ!

それで色々人間壊れる事もあるので、処分したい場合は、所有者を説得して、所有者自身が納得して手放せるようになってから処分してくださいです。

モノの恨みは深いんだ……それこそ、一生赦せないレベルで、な。

 

場合によっては、それが切っ掛けでより強く物に対しての執着を持つようになるので悪化するパターンもありますぞ。ご注意を。

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