電卓だけでは乗り切れない。イベントでエアレジを使ってみた。

電卓だけでは乗り切れない。イベントでエアレジを使ってみた。

GWでのオタク的なイベントの話になるのですが、実は今回、売り上げ計算をエアレジでやってみました。

今回はそういう話でも。

 

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イベントの売り上げ管理。やっておかないと後が大変になるからという意識を持つこと。

管理人は本業は別にあり、趣味の延長でオタ作業をする副業型の人間です。というのを前提に。

実は、イベント参加経験数は地味に両手の指だけでは足りないくらいある管理人ですが、今まで、経理的な意味で金銭の管理をキッチリやることはしていませんでした。

というのも、作る在庫数も、売り上げもそんなに多い訳じゃ無かったから。

まぁ、わかる人にはわかると思いますが、この売り上げ管理と在庫管理をしっかりやらねばまずいという考え方。これ、地味に税金関係が絡んできています。

同人活動で確定申告が必要になるときってどんなとき? – 節税や実務に役立つ専門家が監修するハウツー – 税理士ドットコム

【税理士ドットコム】本業や副業、ネット販売やコミケに出展した場合など、どこで売ったかということは関係なく、同人活動で利益を得ると、「確定申告」または「住民税申告」をしなければなりません。年末には、冬コミが開催されますが、その前に知っておくべき同人活動と税金の関係について解説いたします。これを読んで、正しい税金対策をしましょう。

去年から売り上げや在庫の管理を、初心者ながらやってきたのは、うっかり出した本の部数の多さと、その制作にかかった金額、そこから計上される見込み収益の金額が税金関係に絡んでくる事に漸く気づいたからというのがきっかけでした。

そしかもそれ、人に指摘されて漸く気がつくくらいヘタレ。

 
今回めっちゃ頑張って本つくったぜー!
 
それ、制作費と収益見込みどれくらいあるの?
 
んー…………制作費は××××××××くらい?売上げは、全部売れれば××××××××……売れればだがな…
 
確定申告しないとまずくね?
 
何ですと!?

と、まぁ、こんな感じで。

まぁ、100ページ全フルカラーで200冊も作れば金額はでかくなるのが当たり前なんだけど。そんなわけで、去年から、わからないながら可能な限りで売り上げと在庫管理を頑張っていたのですが、今年の頭にこの売り上げ管理に使っていたアプリが、更新停止っぽい状態になっているのに気づいたんですよ。

アプリの更新停止ということはつまり……

 
今後、OSがアップデートされると、アプリ自体が使えなくなる可能性が高くなるって事じゃ無いか!!

ということです。なので、そのアプリに変わるツールを探してたどり着いたのが、今回のエアレジであります。

 

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エアレジって何?っていう質問は野暮だろうと思うがとりあえず。

さて。このエアレジですが、一体どういうアプリなんでしょう。

というのも野暮な話ですが、ほらアレだ。一応はということで。

最近、iPhoneやiPadでレジをちょいちょいやっているお店って増えましたよね?エアレジってあの、iPhoneやiPadでジャカジャカチーンってやるレジアプリ(POSレジ)のことです。(全てのお店がエアレジ使ってるというわけでは無いと思うけど)

利用店舗数No.1のPOSレジアプリ【Airレジ】 | iPad対応 無料レジアプリ

いま一番選ばれているPOSレジアプリ 利用店舗数No.1の「Airレジ」調査主体:(株)リクルートライフスタイル 調査実施機関:(株)インテージ(2016年7月時点) 。会計・売上管理やレジ締めなど店舗経営の業務効率化なら0円でカンタンに使えるPOSレジアプリ エアレジ

で、このエアレジは、リクルートさんから提供されているサービスで、備品を購入しない場合は0円でスタート出来るPOSレジなんですね。

最低限として必要なものは、アプリと、アプリがインストールできる端末(iPhone・iPad)のみ。

今回は、殆ど放置プレイに近いiPadが存在していたので、キャッシュドロワ、レシートプリンターイラネってことで0円で導入してみました。

使う前に色々準備をしなければならないのですが、登録は実に簡単なもので、

  1. アプリをダウンロードする
  2. 初期設定を行う
  3. リクルートさんから取り扱い説明書が届く
  4. 実際に使う

だけ。ぶっちゃけ、リクルートさんから書類が郵送されてくるとは思ってなかったので、始めHNで登録しようかと思ったというのはココだけの話です。よく考えてみれば、ちゃんとした業務用のアプリなので、お店の情報とかオーナー情報とか入れないといけないって事か。なるほどとは思いましたが。

なので、個人情報を登録したくないという人は、このアプリはスルーすると良いかと思います。

 

エアレジを使ってみて良かったこと。

今回、以前使っていたアプリからエアレジに変更して良かったことはこんな感じです。

  • 商品の追加・修正が簡単にできる。
  • 商品の売上げ管理がやりやすい。
  • iPadなら大きな画面で見れるのでレジ打ちがやりやすい。
  • 計算ミスしても、修正が出来る。

商品の追加・修正が簡単にできる。

エアレジに変えてみて良かったことその①は、商品の追加・修正が簡単ということです。

以前使っていたアプリは、Androidにしか対応していなかったため、PCからは商品が追加・修正出来なかったんです。

でも、エアレジは、PCからも商品管理が出来る!

ログインIDとパスワードさえあれば、Webブラウザからでも商品の追加・修正が出来るんです。

エアレジのアプリ自体はiPad、iPhoneでしか使えないけれど、Webからも一応使える機能はあります。どこまでWebからチェックできるかは、現時点では未確認ですが。

 

商品の売上げ管理がやりやすい。

エアレジに変えてみて良かったことその②は、売上げ管理がわかりやすいこと。

品物別で売り上げが確認出来たり、グラフに表示を変えられたりして、どの品物の在庫が少なくなっているのか、余っているのかが把握しやすくなりました。気持ち程度の事かもしれないけれど。

ちなみに、売り上げデータ画面は、CSV形式のデータでダウンロード可能な模様。確定申告するときに便利そうです。

 

iPadなら大きな画面で見れるのでレジ打ちがやりやすい。

エアレジに変えて良かったことその③は、大きな画面で見れるので、レジ打ちがやりやすくなったこと。

これは端末のサイズに依存してしまう事ではあるけれども、エアレジは、アイコン形式、リスト形式など、商品の見せ方を簡単に変更できます。

その上、商品カテゴリ別で表示させることも可能らしい。

今まで、この商品は何番目だっけ……って探していたものが探しやすくなったのは、かなり大きなメリットで、慣れれば打ち込みミスもかなり少なくなる気がするんですよ!今回は初回だったので、ミスった集計もちょこちょこあったけど、それも少しずつ改善していけるはず。

 

計算ミスしても、修正が出来る。

③で計算ミスがあったと書きましたが、エアレジだと計算ミスの修正も出来ます。

なので、売り上金とレジ情報が違うけど修正出来ないよ!どうしよう!ってパニックになることが無かったのは非常にありがたいことでした。

 

エアレジを使ってみて気づいたデメリット。

こうやって書くと良いことばっかりな気がするエアレジですが、ここはどうにもうーん……と感じるデメリットもちゃんとあります。

今回使ってみて思った不満点は以下の通り。

  • 初期設定がわかりにくい。
  • 計算ミスの修正がめんどくさい。
  • 釣り銭の設定がめんどくさい。

初期設定がわかりにくい。

エアレジは登録してから使うまでの手順は簡単で、設定の手間はそんなに感じない……はずだったんですが、実はそうでもなく。

商品登録中にカテゴリを追加したいと思っても、別ウィンドウでカテゴリ追加画面が開くとかそういうステキな機能なんて無く、画面が切り替わってしまうために必ず変更箇所は保存しないといけないとか、商品追加したらポチポチするだけでレジが出来るのかと思ったら、レジ金設定をしないと上手くつかえなかったりとか。

 

計算ミスの修正がめんどくさい。

メリットで、計算ミスしても修正が出来ますと紹介したのですが、コレ、一括修正は対応していません。なので、ミスった商品は一つずつ修正する必要がありました。

修正した商品は「修正済」みたいな表記が出るのがせめてもの救いではあるけど。

 

釣り銭の設定がめんどくさい。

で、一番の不満はコレ。

釣り銭の設定がわかりにくいです!

というか、やり方がわかってしまえばそんなことは無いんだろうけれど、始めて導入した時に知りたい情報ってあるじゃないですか。チュートリアル的なもの。あれの説明がとにかくわかりにくいんです。

正直、コレの設定、今回思いっきりミスってます。一応ちゃんと記録は出来てるから、今回はこのまま作業したのですが、一番始めに金額の設定をちゃんと設定出来ないと、後が結構めんどくさい。

直前で急いで設定する方が悪いでは有りますが、使ってみないとわからないことって有りますね、実際。

 

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エアレジは、良くも悪くも便利ではあった。

そんなわけで、今回エアレジを使用してみましたが、良いところもあれば不満もあるのは当然のこと。

始めて使ったので今は色々、乗り越えなければならない課題も多いです。

なので、一年通してゆっくり勉強していこうと思っています。

 

商品ポチポチ作業はとてもやりやすかったので、いきなりイベント当日に導入するぞ!じゃなければ、使いやすいんじゃないかなと思いました。

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