グッズを作りたい!でも単価が高い!
じゃあ何か別の方向でどうにか出来ないのか!?となったので、ちょっくらプラ板工作に手を出してみました。そして失敗しました。今回は、そんなちょっと悲しい話。
アクリルキーホルダーとかそんなグッズを作りたいけど、お値段が高いのだー……
オタク的制作活動で、割と見かけるのが多くなってきた物がアクリルキーホルダー。
イベントのブースとかにあると結構目を惹くし、好みの物をみっけたりすると欲しくなっちゃいますよね。
そんなわけで自分も作ってみたい!と興味を持ったのがつい先日の話です。
ただねー……単価が高いんだー、アクリルキーホルダー。
いや。大分リーズナブルに作れるようになったではあるんだろうけれど、個数をある程度確保しようとすると、種類×個数=ビックリお値段になっちゃうんですよね。とほほ……
じゃあ何か別の方法で何とかするか。そうだ!プラ板とかどうだろう?
そんな感じなので、夢乃アクリルキーホルダー作りを早々に挫折し、別の方法が無いかとネットの海を漂い情報を集めたところ。
と思い至りました。そうです!子供の頃、一度は作ったことがあるであろうあの懐かしいプラ板工作です!
材料は100均で手に入るんだぜー。知らなかったよ。
そんなプラ板ですが、肝心のプラ板をどこで入手できるかというと、オタクの心強い味方100均です!
いやぁ。最近の100均って凄いね。ダイソーもセリアも、プラ板が普通に売ってるんですよ。
で、種類も幾つかあって、サイズも大きい物から小さい物まで色々とお得な品揃え!
早速大きなサイズのプラ板を何枚か買って参りました。ダイソーにて。
プラ板グッズの作り方も色々進化してる。プリンターを使って印刷するのもできるみたいだよ。
自分が子供の頃にプラ板で工作してたときは、油性ペンで描いて色つきのペンで塗って焼くという作業しか経験したこと無かったんですが、今は色んな加工したり、専用のものが売ってたりで、色鉛筆やプリンターを使って作る事も可能なんですね。
インクジェットプリンターに初めから対応しているプラ板があったり、なんとかしてプリンターで印刷出来るように加工する技術がネットで公開されていたり。
プラ板職人さん達すげぇ!と思いながら、今回はインクジェットプリンターを使って作ってみることにします。
作業手順は以下の通り。
②プラ板の表面を加工して印刷が出来る様にする
③印刷する
④焼く
⑤プレスして形を整える
これで印刷したプラ板グッズが完成するらしいですよ。プリンターを使用すれば大量生産も出来るからメチャクチャ便利だー!
ただ、普通のプラ板を使う場合はちょっと手を加えないとダメっぽい。
とは言え普通のプラ板だと印刷が出来ないらしいので、印刷が出来るように加工しないといけないようです。
方法は2つあって、ヘアスプレーを使用する方法とヤスリで表面を削る方法が有る模様。
因みに、我が家にはヘアスプレーがありません。買ってすらいないです。
一瞬、買おうかなぁと思ったけど、ちょっと待て。と手が止まりました。
何故かというと、ヘアスプレーを使用すると、インクジェットプリンターが壊れる場合がありますという記事を読んだからです。
機械の安全を取るために、今回はヤスリを使って表面を加工する方法で作業をすることにしました。
因みになんで印刷出来る乃佳って言うと、表面がつるつるだとインクが乗らないけれども、表面をスモーク状にしてあげれば、インクが乗るから印刷出来る。と言うことらしいよ!。
ヤスリを使ってゴリゴリ削る。そうして印刷したプラ板はどうなったのか!?
丁度家に使っていないヤスリのストックがあったので、それを使ってひたすらプラ板を削ること数分。
ある程度表面がスモーク状になったので、イラストを配置したイラレからプリンターを選び、作ったプラ板に印刷しました。
そしてそれを適当な大きさに切って、トースターに入れ焼き上がるのを待つこと数分……
結果。
はい。惨敗しました。どうなったのかという詳細は以下の通り。
印刷時にインクが伸びた。
表面のスモークが均等じゃ無かったのか、表面に手の脂が付いていたのか不明ですが、印刷してみたらインクが伸びて元の絵が分からなくなっているイラストが数点生成されました。
色が薄い!飛ぶ!
印刷してみたら思った以上に色が薄くて、絵が上手く見えません。焼いてみたら濃くなるのかなと思ったら逆に色が飛んで居なくなってしまいました。何故だ!?
焼き加減が分からない!
買ったプラ板の包装袋に書かれていた通りに温度をセット→焼き上げ時間を設定したのに、気泡が入りまくったあげく波打って原形を留めない物体が生成されてしまいました。何故だ!!?!
失敗を繰り返す事が成功に繋がる!とはいっても、そんなガッツも財布の余裕も無いんだよ。
生成された原型を留めない失敗物を見て固まること数秒。
それらは速攻でゴミ箱に廃棄され、失敗は無かったこととして片付けられることになりました。
通常ならここで諦めること無く再トライし、失敗したから成功が得られた!なんて熱血なんちゃら的展開を期待するところですが、元来飽きっぽい性格なので力尽きました。
また再トライするときのために一応メモだけ残しておくけどもう無理。