プロット(骨組み)が無くても話は作れる。連想ゲーム方式なら、それが可能だよ。

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数日前に、同人関係の雑感を中心に記事を書き散らかしていくという話をしましたが、ネタは思い付いた時に吐き出すべし!というわけで、小説というか…テキスト関係の話をのんびり続けていくことにしようかと思います。今回は、お話の組み立て方をかなりの個人主観で書いていこうかなと。

この前書いたのはコレ。

 

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話を作るとき、プロットって作りますか?

 
よし!小説を書くぞー!

そう気合いを入れて、いざ話を書こうとなった場合、一体どんな作り方をすれば良いのかなって気になりますよね。

作り方はこうやっているよというアドバイスを色々見てみると、結構プロット(骨格)をしっかり作り込んでから書き起こす人って多いんだなと感じました。

それって多分、筋道を始めに設定しておけば、簡単に文章を組み立てやすくなるし客観視しやすくなるからだったり、忘れないようにストックしておかないと、書きたかった事が逃げていくからとか……そういった理由かなと思いますが。

でも、自分は殆どプロットを作ったことありません。なので、このプロットを立てるというやり方が、実はちょっと馴染まないんです。あっ。プロットを作らない事を推奨してる訳じゃ無いでありますよ。

じゃあ、どうやって話を作るのかというと、何も考えずにとりあえず文字を打つ事から始めています。

とは言え、コレはちょっと語弊がありますが。細かく説明するとこんな感じです。

  1. 話を作るときに冒頭の数行分のシーンを打ち込みます。
  2. そこから連想ゲーム形式でどんどんシーンを繋げていきます。
  3. 詰まったら前に戻って展開を考えます。

これを繰り返していくと、知らないうちに一本分話ができあがります。もちろん、これは趣味でやっているから出来るやり方です。でも、半分以上が自己満足の作業ですし、金銭的利益が出るわけでは無いので、それはそれで良いのかなとは思いますが。

 
でも、それだと話が破綻してきません?

破綻するときはするけど、起動補正すればある程度はなんとかなるんだよなぁ、これが。

元々、終着点を決めずに見切り発車なので、ラストにどうなるかは、自分自身も分かってないというのがあるせいかもしれませんが。

 

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無理に壮大なスケールにしたり、設定を細かく作り込もうとしてない?それって本当に必要かな?

先に謝っておきます。作業工程にケチをつけるつもりは無いです、ごめんなさい。こういう方法もあるよという話なので、目くじらは立てないでもらえるとありがたいです。

で、ですね。お話を作るぞ!と意識して、完璧に話を作ろうと意識しすぎていたりしませんか?

プロットはあくまでも骨組みのようなモノで、詳細に作り込みすぎる必要は無いものだと思うんです。だって、プロット無くても話は作れるわけだし。

 
でもみんなプロット作ろうぜ!っていうよね。

もちろん、書き方アドバイスの中には、どうしてそれが必要なのか、それがあることによって発生するメリットは何なのかをしっかり伝えてくれる人もいます。

執筆の手を止めないために
「ライン法」でプロットを作ろう! | 蓼食う本の虫

こんにちは! 「思ってたより動くメロンパン」の阿佐翠です。 物書きのみなさん、これまでの執筆人生の中で、「プロット」という名の魔物に悩まされた経験はありませんか? あるいは今まさに、悩まされている最中だったりしませんか? プロットには決まった形がありません。文体や言葉づかいが各人の自由であるのと同じく、プロットも人によってさまざま。それゆえに、自分なりのプロットの作り方を見つけ出すまでは、豊富な経験が必要になります。 かくいう僕も、長年アマチュア物書きをつづけてきたにもかかわらず、まともにプロットを作りだしたのはつい2年ほど前。 それまでは、

個人的にはコチラの記事が結構面白かったです。ライン法でプロットを作ることで、つなぎの部分を固めていくという考え方はなるほど!と思いました。

でも、中には、

 
小説の書き方を調べたら、プロットや設定集を作った方が良いって言われたからやってみてるんだ

という理由で作業をしていたりすることもあるのでは?そして、そういうときに限って、

 
プロットと設定を作ってみたら、どっから書けば良いのか分からなくなったー!!

ってなることがあったりして。

せっかくお話を作ろうとしていたのに、設定を作っただけで終わってしまうのってもったいないデスヨね。

しかも、作り込みすぎた設定資料は、本編に落とし込む時に説明が長くなったり、鬱陶しい文体と思われたりすることもあります。

反対に、自分の中ではちゃんと分かっている事なのに、全然伝わらなかった!でも、資料を読んでもらえれば分かるんだよ!ってなるパターンもあるのでは?(説明くどくて鬱陶しいより、こっちの方が個人的には微妙だと思うんですが。)

でもそれって、意味あるんかな? だって、小説を読むだけで伝わらないってめんどくさくないですか?

自分みたいに、深く考えずに話を読みたいタイプの場合、資料を読み込まないと頭に入ってこないストーリーっていうのははめんどくさいと感じてしまうんです。

出来れば、読んだら勝手に脳内で映像に変換される話が楽だなぁと、常日頃から思ってしまうワガママではありますがね。

 

そんなこと言っても、プロットを作らないで話を作るって本当に可能なワケ?

と思うかもしれませんが、それが可能なんですよね。作れない事は無いというのが自分の意見でありますよ。

例えば、ツイッターで即席話を作る場合。

1ツイート280文字なので、一回で書き込める文章は限られてきますよね?そしてツイッターはどんどんツイートが流れていきます。そういった気軽に書くお話って、プロットを作りますか?

多分作らない人の方が多いと思います。でも、そうやって作った話って、ある程度シナリオがまとまっている事もありますよね。

コレと同じ事をすれば、プロットを必要としなくても、お話を作ることが出来るんです。

そして、それを作るには、特別な舞台や材料を用意する必要なんてありません。

例えば……

ベッドから起き上がって部屋から出る。

という材料があったとします。これをお話として組み立ててみます。

どこからか音が聞こえてくる気がする。

初めは気のせいかと思っていたが、それは段々と大きくなってきた。

「うるさい」

そう認識してしまうと、それが突然けたたましい雑音へと変化する。慌てて飛び起きると、セットしていた目覚まし時計が、一定のリズムで目覚めを告げる音を吐き出していた。

「…………クソッ」

まだ覚醒仕切っていない頭を乱暴に掻きながら男は目覚ましを止める。大きなあくびを一つこぼし、怠く感じる首を軽く左右に倒しながらシーツの上を移動する。

「あー……眠ぃ……」

ベッドから下り、シャツの中に手を突っ込んで掻いた腹。再び大きなあくびをこぼしながら、洗面所へ向かうために部屋の扉を開ける。薄暗い廊下には、ひんやりとした空気が流れていた。

できあがったモノはこうなりました。では、もう一つ。

楽しい夢はいつだって突然終わりを告げる。

「…………なさい」

ほらね。とても幸せな時間を壊してしまう魔女の声が聞こえてくるもの。

「…………ちょ…………だけ……から……」

でも、少しくらい抵抗したっていいよね。だって、今良いところなんだから。

「…………な事……ないで、…………起きなさい」

もう少しだけとお願いしてはみたけれど、それはいつだって無駄だって言うことも分かっている。だって、魔女は一度も諦めてくれたことが無いし。

「いい加減にしなさい!!」

「あっっっっ!!」

私を包んでいた柔らかい感触がどこかに消えてしまう。その代わりに冷たい空気が私に向かって押し寄せてきた。

「いつまで寝てるの! 急がないと遅刻するわよ!!」

「…………はぁい……分かった……」

もう少し見ていたかった夢に別れを告げ、怠い体をゆっくり持ち上げる。まだ頭は起きてないけれど、これ以上の抵抗はもう無理なんだよね。

「早く顔洗ってきなさい」

「はぁい」

大きく欠伸をしながらベッドから下りると、床が冷たくて思わず肩が震えてしまった。お気に入りのスリッパが一歩分ずれたところにあるなんて予想外も良いところ。つま先でたぐり寄せ、急速に冷えていく足先はさっさと収納してしまおうかな。だって、モコモコのスリッパを履けば床の冷たさなんて気にならないのは嬉しいと思うじゃない。

「ミカー?」

「はぁい! 今行くからぁ」

いい加減、先ほどの魔女が雷を落とす前に、洗顔を済ませてしまわなければ。今日が休みだったらいいのになって心の中で呟きながら、私は名残惜しくも部屋を後にした

どちらも同じキーワードを使って作った即席のお話です。もちろん、プロットなんて作っていません。

でも、ベッドから起き上がって部屋から出るという行動だけで、色んなシチュエーションを作り出すことが出来ます。登場人物の設定なんて考えていないため、書いた本人ですらどういった人物なのかは分かりません。それでも、この様に短い文章だけでも、人物の性別や、部屋の状態、心境や行動は何となく想像することは可能だと思いませんか?

 

次の行動が予想出来れば、朧気なシーンは勝手にできあがる時もある。

壮大なSFやファンタジーだったり、相当な知識が必要とされる専門・特殊分野な世界だったりする場合には、綿密な話の計画や設計は必要だとは思います。

でも、普段の生活や行動を描写するだけなら、プロットを作らなくても書き起こすことは可能です。

そして、そういう生活パターンや行動描写は、ある程度、次の展開が予想しやすいものだったりもします。

勿論、退屈な話にならないように、色々と予想外の展開を用意しフラグを立てていく必要はあるとは思います。でも、全部が全部読者の期待を裏切った方が良いのかというと、そうではないのかなと思ってしまうんですよね。

それに、物語を読む側は、自分が物語に入りやすいアクセスポイントを常に探しています。それは興味だったり、共感だったりと様々ですが、自分が想像出来る展開がある方が、お話の世界に入りやすいことは確かです。

 

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つなぎの文は連想ゲームで。次の展開を予想しやすいように組み立てると分かりやすいこともある。

書きたいモノが細切れの材料だった場合、プロットを作って骨格を固めてあげることで、全体がみやすくなり、まとめやすくなることは間違い無いです。

でも、骨格を作るのと同じくらい、つなぎを自然にまとめ上げる工夫も大事だと思います。

そして、そのつなぎ文は、ガッチガチに作り込む必要はそんなに無いんじゃないでしょうか。簡単な連想ゲームで組み立てても、前後の話は繋がることはありますし、想像しやすい動作だとしても、書き方次第では物語の空気をガラリと変える事は可能ですし。

 

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お話の世界に親しめるように書くことは結構大事なことだと思うんだ。

何か支離滅裂になってきたけれど、つまり、普段何気ないと思っていることでも、それをドラマにすることは可能だし、プロット作るのが苦手だったら、見切り発車で書き始めたって良いと思うんだ!って言うことです。

こうじゃないと出来ないよと言われるのが苦手な天の邪鬼なので、ルール通りに作らないとお話は面白く作れませんって言われてしまうのは寂しいんです。

こういうムチャクチャだなっていうやり方だって、一応モノを作る事は可能ですし、そのやり方で作った話でも、有りがたいことに面白いと言って好きになってくれた人が居たので。

何か上手く落ちなかったから消化不良ですが、締めの言葉が見つかったら追記しておきます。

 

同人の小説関係の記事はこのページにもまとめてあります。

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